Grand SEIKO 4522-8000 HI-BEAT デイト

グランドセイコーの手巻時計で、45GSと呼ばれている36000振動（ハイビート）の稼働品で通常使用可能なものです。機械は調整済みのため絶好調です。なお、調整前は二段引きではリューズ操作がかなり緩く、また、オシドリが効いていないようで少し強く引っ張るとすぐにリューズと巻芯が抜けていました。さらにツヅミ車の歯が一つ欠けていて、時刻合わせの際にカチカチ鳴っていました。そんな状態でもゼンマイを巻きさえすれば日差45秒遅れ程度で元気よく稼働してたので、タフな機械だと思います。出品にあたり、注油・清掃のうえ、錆びていたオシドリ、オシドリ抑え、カンヌキ抑え、巻芯を交換し、歯が欠けていたツヅミ車を交換、筒カナを少しきつめにかしめたうえ、歩度調整いたしました。平置きの日差は10秒以内と非常に精度が出ています。（ちなみに平置きでは進みます）ゼンマイを充分に巻けば一日以上止まらずに稼働します。日付も23:59〜00:01頃パチっと変わります。リューズ一段引きでの日付送り、二段引きでの時刻変更ともに問題なく動作します。ツヅミ車は新品ですが、他のギアは当時のものですので、念のため時刻合わせの際はゆっくりと分針を動かすようにすれば長くお使いになれると思います。なにぶん古いもので締め切ってしまうと外れなくなるリスクもあり裏蓋は程々に閉めています。パッキン等も交換していませんので防水はあてにしないでください。難点としては、メダリオンの欠損、リューズが6mmの代用品です。文字盤にも劣化があります。なお、ベルトはセイコー製XBA140です。バンビのラグ幅18mmのメッシュベルトもお付けします。傷の多さから研磨はされていないように見えますが、ラグ横角の落ち方を見るに酷使されたものと思われます。以下、コピペです。このページを開くぐらいですから、このムーブメントのことはご存知だと思いますが、常套文を記載しておきます。この商品の搭載ムーブメントCal.4522AはVFAや天文台クロノメーターのベースとなった国産機械式時計最高峰などと言われているムーブメントの一つです。なお、こちらの商品のcal.4522Aは最高級品の証である個体番号の刻印が入っています。（とは言え、グランドセイコーの4522Aで個体番号入っていないものなんて見たことありませんが）お探しの方、如何でしょうか。

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